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風力発電の常識を越えたまったく新しい概念の発電方式

従来の風力発電とWIND TOWERの違い

費用対効果が得にくく、維持コストがかさむ風車型発電方式

各地で建造されている風力発電は昭和40年代病院の緊急用として国内に既に存在していた発電方式です。近年ドイツをはじめとするヨーロッパ各地で大型化された風車発電として世界中に広まっています。国内でも「環境に優しい」という理由から各自治体を中心に盛んに設置が進められてきましたが、その発電量は電力総生産の1%にも満たっていません。
風車型風力発電装置は壮観な景観から観光的な側面も持ちながら普及してきました。しかしながら投資に見合う発電量を確保できないばかりでなく、近年では逆に自然景観を壊す、騒音を発生する等の問題を引き起こしているのも事実です。

また、大型発電装置は海外の技術に頼る傾向が強く、故障時の迅速な対応不備や大きな復旧費用負担あるいは日常的な膨大な管理コストから施設自体の停止が発生している例も見受けられます。


従来型の弱点を克服した新規開発の"風洞発電"

風洞発電も自然の風の力を利用して発電するのは風車型と同じですが、構造的な発電方式に根本的な違いがあります。これからの発電システムでは「CO2などの地球温暖化ガスを発生させないこと」が必須条件となっており、また、無料で手に入る原動力は自然界の水・ひかり・風・波・発酵・摩擦しかありません。そのなかで、わたしたちが地上でいつでも手軽に得られる力が「風」なのです。
 風洞発電は自然の風を利用する点では風車型発電と同じですが、その構造と仕組み自体が根本的に違います。

WIND TOWER概略図


 
WIND TOWER(風洞発電)
従来型(風車型発電)
風利用
面で集約圧縮して風洞を通過しして複数のタービンを回転
羽根の直径分までしか利用できない
羽根構造
回転タービンは地下にあるため損傷が少なく交換の頻度が少ない
常に煽られるため消耗が激しく、定期的に交換が必要
落雷
地上には集風塔しかなく、落雷等の被害に遭いにくい
非常に受けやすく、故障の原因となる
保守点検
発電機本体が地下にあるため、気候にも影響されず補修が容易
高所にあり、作業性が悪く危険
効率
複数の発電装置を備えるため、発電量が多い。
投資金額に対し、発電量が少ない
環境への影響
地上に回転する羽根がないため、野鳥の死亡は少ない
風車羽根に野鳥等が衝突し、死亡する
多目的利用
最上階床利用でレストラン・展望台・ヘリポート等に活用可能
発電以外の目的(多目的)に利用できない
外観・色彩
設置環境に合わせた色彩の集風塔を設置できる
色彩の自由度が低く、一定である
新着情報

WIND TOWER実証実験塔建設計画

風洞塔高50mの風洞発電施設建設計画を発表しました詳しくはこちらをご覧ください。